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熊本店

熊本店ブログ

オリンピアンとめがねにまつわる思い出

2024-07-25
カテゴリ:熊本店
ブログ

いよいよパリオリンピックが開幕です。さばえが眼鏡の町というのは近年広く知られるようになってきましたが、実は鯖江市は「体操のまち」としても有名なのです。1968年の福井国体に県立鯖江高校体操部が強化指定校となって以来、体操種目の名門校として多くの選手を輩出してきたという歴史があります。今回のパリオリンピックにも男子体操と女子体操でそれぞれ鯖江出身の選手が参加する事になっていましたが、女子の代表選手は直前に発覚した喫煙・飲酒問題で出場を辞退されることになってしまいました。

当ブログを担当していますさばえめがね館熊本店のKと申しますが、以前とあるオリンピアンの方の眼鏡を担当させて頂いたことがあります。その方は女性アスリートで北京オリンピックのシルバーメダリストでもありました。『オフの時に掛けられるアスリートぽくない雰囲気のメガネを』とのご要望でしたので、ショートカットの髪形に合うお洒落なボスリントン(ボストンとウエリントンの中間ぐらいのレンズシェイプ)のセルフレームをお選びしたところ『こんなデザインが自分に合うと思わなかったけど、ものすごく気に入りました!』と大変喜んで下さいました。それで調子に乗った訳では無いのですが、千載一遇のチャンスと思い「厚かましいとは思いますが、良ければ今度メダルを見せもらえませんか?」とお願いしたところ、気さくに快諾して下さり後日オリンピックメダルをわざわざお持ち頂いたうえに、『良かったら掛けてみます?』とまで仰って頂いたのがこの写真です。

メダリストご本人からオリンピックメダルを首に掛けて頂くという、またとない貴重な体験をさせて頂いたのですが、掛けてもらった瞬間に思わず口をついて出た言葉が「あ!これiPhoneを首から下げてる時と同じ重さですね」だったので、メダリストを苦笑させてしまったという苦い?思い出話でした。