本文へ移動

熊本店

熊本店ブログ

めがねキャラ

2024-08-10
カテゴリ:熊本店
ブログ
先日の休みに観てきました~「インサイドヘッド2」♪主人公の成長と心のメカニズムを誰もが楽しめるエンタテインメントに仕立てつつ、「妬み」や「怒り」などネガティブな感情まで全肯定する前向きなメッセージ性!前作に負けず劣らず本当に素晴らしかったです。
…ですが、不満な点も一つ。私は職業柄、実写作品でもアニメでもメガネを掛けたキャラクターに目が行きがちなのですが、今作でも9つの感情を表すキャラクターのうちメガネキャラは「カナシミ」ちゃんのみ。これまでにメガネキャラが大きくフィーチャーされたのはピクサーならカールじいさん(の空飛ぶ家)、ディズニーならチキンリトルぐらいでしょうか。もっともディズニー×ピクサーに限らず、マーベルやDCコミックなどでもメガネが印象に残るキャラクターはスーパーマンに変身する前のクラーク・ケントぐらいで、アメリカはサブカルチャー文化全般にメガネへの軽視があるのかも??
それに比べて日本ではパッと思いつくだけでも江戸川コナン(名探偵コナン)、アラレちゃん(ドクタースランプ)、碇ゲンドウ(エヴァンゲリオン)、たまちゃん(ちびまる子ちゃん)、小野田坂道(弱虫ペダル)、メガネ君こと小暮先輩(スラムダンク)、他にもスタジオジブリだとポルコ(紅の豚)とかトンボ(魔女の宅急便)、ムスカ大佐(ラピュタ)と、新旧、主役脇役を問わずメガネキャラは枚挙に暇がありません。こういう事からも日本はメガネ文化の国って感じがしますよね。
昭和を代表する漫画家、手塚治虫先生と藤子不二雄先生。両先生ともに多くの作品を世に残されましたが、手塚作品では主要キャラがメガネを掛けていることはまずありません。それに対して藤子作品にはドラえもんののび太(ママもメガネ)を筆頭に、キテレツ(大百科)、ラーメン大好き小池さん、ハカセ(オバケのQ太郎)、A先生作品でも魔太郎(が来る)とメガネキャラがやたらと出てきます。またメガネをはずすと目が33の形になるのも藤子先生の発明だそうです。作風もあるのでしょうが、藤子先生がこれだけメガネを描き、手塚先生が描かないには何か特別な理由があったのかもしれませんね。