熊本店
熊本店ブログ
誰でも知りたがってるくせにちょっと聞きにくい似合うめがねのすべてについて教えましょう
2024-09-10
カテゴリ:熊本店
ブログ
今回のブログタイトルを見て「おや?」と思われた方は相当な映画通です♪( ´θ`)1972年のウディ・アレン作品の邦題からパクりました。気になった方は本当のタイトルもググってみてください。絶対に観たくなる映画だと思います⁉
ではなぜ突然ウディ・アレンなのかというと、メガネが似合う著名人を考えていたらウディ・アレンが頭から離れなくなってしまったからです。ウディ・アレンをご存じない方に簡単に説明しておくと、映画監督・脚本家・俳優でアカデミー賞には個人としては最多の24回もノミネートされ、88歳になった現在でも新作を発表する映画界の異才です。そんなアレンのメガネはジェームズ・ディーンも愛用していたことでも有名なタートオプティカル社のものですが、驚くことに半世紀以上ほぼ同一のデザインを選び続けているところがニューヨーカーらしいと言うか、偏執的というか…
30代から70代のアレン。フレーム選びにブレがなさすぎ
「どんなメガネが似合いますか?」メガネ屋さんなら必ずと言っていいほどお客様から聞かれる質問です。
似合う・似合わないは主観に基づく概念であり、個人のセンスや価値観、時代の流行などに影響されるものですので普遍的、絶対的なものではないのですが、私が感じる“似合う”とは以下の二つの要素を程よく満たしている状態ではないかと思います。
サイズを合わせる
正面から見た時に瞳の中心がレンズのセンターに近い位置にくる。眉から顎のラインに対しフレームの天地幅は1/3程度。フレームの最も張り出している部分と顔幅の一番張っている部分をなるべく合わせる。眼窩(眼球のまわりの骨の窪み)や眉の形とフレームのトップラインを合わせる等
個性に合わせる
髪型や髪色、肌色、体型、洋服、アクセサリーなど顔以外でその方の雰囲気を形作っているイメージに合わせる。職場や学校などその方がメガネを使用される環境に調和する。「どのような自分を見せたいのか」「どのように人から見られたいのか」を明確にする。
お店にご来店されるお客様の殆どが、似合う=顔型に合わせるという考えに囚われ過ぎているような印象を受けます。もちろん洋服同様サイズ選びは基本ではありますが、あまりそこばかりに引っ張られますと“サイズや形はバッチリなのにどこか野暮ったい”という残念なメガネになり兼ねません。また丸顔にはシャープなレンズシェイプ、角張った顔には柔らかいレンズシェイプが合うと言われていたりしますが、これはアパレル業界で恰幅の良い人はダブル、痩せている人はシングルのスーツが似合うとまことしやかに言われているのと同じことで、実際には太っているけれどシングルのスーツが似合う人もその逆もいるはずです。
メガネ選びで迷子になりそうなお客様は、是非一度さばえめがね館各店にご相談にいらしてください。似合うメガネ選びのお手伝いをさせて頂きます。