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サングラスは強そうでめがねは弱そう?
2024-11-25
ブログNEW
第47代アメリカ合衆国大統領にドナルド・トランプ氏が選出されました。就任時の年齢78歳7か月はバイデン前大統領を抜いて最高齢記録だそうです。
ところでアメリカの大統領はメガネを掛けている人が少ないと思いませんか?歴代の大統領を振り返ってみても、常時メガネを掛けていた大統領はルーズベルト、トルーマン、ウィルソンの3人のみだそうです。各大統領の皆さんはご年齢的にも執務的にもメガネを必要とする状況は少なくないはず。それなのに246年の合衆国の歴史で45人の大統領のうちメガネを常用していた方がたったの3人?な感覚は否めません。
“メガネ 大統領”などのワードで画像検索をしてみても出てくるのは過去の大統領のサングラス姿や前述のルーズベルトやトルーマン、或いは旧ソ連のゴルバチョフ元大統領らがヒットするぐらいで、その他のアメリカ合衆国大統領がメガネを掛けている写真は全くと言っていいほど出てきません。大統領も執務中リーディンググラスを掛けることぐらいはありそうですが、ここまで大統領のメガネ写真が存在しないのにはCIAが関与しているのではと疑ってしまいます。
それに対して日本はどうかと言うと首相官邸ホームページの歴代首相の公式写真でメガネを掛けているのは、140年の憲政の歴史で初代首相の伊藤博文から数えて64人の総理大臣のうちメガネの方は21人(石破茂現首相はあまりメガネイメージはありませんが、官邸の公式写真はメガネなのでこちらにカウントしています)と、合衆国大統領のメガネ率3/45(人)=6.7%に対し、21/64(人)=32.8%とかなり多い結果でした。これはおそらくアメリカ人の好む“強いリーダー像”とメガネを掛けているイメージが相反するという認識があるせいではないでしょうか。
その昔リンカーン大統領も「お髭があったほうが立派に見えます」という小学生の手紙で髭を生やして大統領選に勝利したというエピソードが残っているように政治家にイメージは大切だと思います。ただメガネを掛けていない事が力強さだとは思いませんし、そもそも一国のリーダーには強さより大事なものがある気がしますけどね~
とは言え確かにこんなサングラス姿の人物が目の前に現れたら怖くてちょっとビビります。
選挙前にバイデン前大統領とトランプ氏が行ったテレビ討論会では「ゴルフは何ヤード飛ばせる」だの「足元がおぼつかない」だの『どっちのおじいちゃんが元気か合戦』の様相を呈していて笑っちゃいましたけど・・