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熊本店

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ミッションインポッシブルと鯖江のめがね

2025-05-28
ブログ
5月23日、日米同時公開初日に観てきました「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」。出来るならIMAXかDolbyシネマで観たかったのですが残念ながら地方都市にはそんな上映環境を持つ映画館はありませんのでやむなくTOHOシネマズのプレミアムシアターを利用しましたが、思いのほか良い音響でラッキーでした♪
それにしても「ミッション:インポッシブル」シリーズは3作目までタイトルはナンバリングだったのに、途中から「ゴーストプロトコル」だの「ローグネイション」、「フォールアウト」や「デッドレコニング」に「ファイナルレコニング」とカタカナ長めのサブタイトルになり題名を思い出そうとする度に知恵熱が出そうになります。

そんな「ミッション:インポッシブル」ですが鯖江のメガネとも過去に意外な接点がございました。それはシリーズ第1作、作品内でトムが掛けているJ・Pゴルチェのフレームは福井にあるMURAIという会社が当時製造をしていました。ゴルチェのフレームはまるで工業製品のようなメカニカルなデザインがカッコよく、当ブログ担当者Kもその頃良くお客様にオススメしていたブランドだったのですが、実際にこのフレームを作っていらした鯖江の職人辻岡正美さん自身がご自分が作られたメガネが映画の中で使われているのを見て驚いたというお話しを記録していらっしゃいます。村岡さん自身はトム・クルーズのことを知らなかったそうですが…
特徴的なネジ受け部に汗が溜まっていく緊張感溢れる演出の為にこのフレームが選ばれたのかも‥
メガネにカメラが仕込まれて設定も現在では「そりゃそうでしょうね」とフツーの感覚になりましたね
その後3までは劇中でトムが着用するサングラスはオークリーやオリバーピープルズなどアメリカのブランドでしたが4作目にあたる「ゴーストプロトコル」ではイタリアのペルソール、「ローグネーション」では同じくイタリアのL.G.R.前作「デッドレコニング」はフランスのカルティエとアメリカからヨーロッパのブランドに変遷して行きました。これはおそらくMI:2の後、トムが宗教団体『サイエントロジー』に傾倒しメディアで数々の奇行が報じられ「ミッション:インポッシブル3」のアメリカでの興業収入がシリーズ最低を記録したため収益のターゲットをアメリカ本国からヨーロッパ、アジアへと戦略を変えたことが関係していると思われます。劇中でトムたちが乗る車もこの時期からBMW一色になりましたしね(^^;;
シリーズ屈指の愛されキャラベンジー。先日金曜ロードショーでやっていた「ゴーストプロトコル」を数年ぶりに見直したら何とベンジーの“つる舐め”を発見!まだまだつる舐めは色んな映画に潜んでるな〜
「ローグネイション」ジャパンプレミアの時に当ブログ担当者Kの娘が自慢げに送ってきた来日中のトム(羨まし~)