熊本店
ブログ *担当者Kがめがねに関することを好きに書いてますφ( ̄ー ̄ )
タイタンのめがね
2025-07-28
ブログ
チタンは英語圏ではタイタンと発音します。その語源はギリシャ神話に出てくる巨人族タイタンが由来で、巨大さと頑強さのイメージから客船タイタニックの語源にもなりました。インバウンドのお客様にはチタンと言っても通じませんが、タイタンと言うと秒で理解して頂けます。
チタン素材は純チタンとチタン合金の二種類に分類され、純チタンはチタンの成分が99%以上を占めるもの、チタン合金は純チタンに別の素材を掛け合わせて作り出されたものです。チタン合金の種類としてはニッケルとチタンを混合したNT合金、アルミニウムなどを混ぜたβチタン、フレームメーカーシャルマンが東北大学の金属材料研究室と共同開発したエクセレンスチタンなどがあります。チタン合金はそのしなやかな弾力性からテンプルのパーツとして用いられることが多くフロント部分は純チタンやアセテート、テンプル部分はチタン合金というフレームも数多く存在し、前述のフレームメーカーシャルマンを代表するシリーズのラインアートもそのひとつです。
また純チタンもJIS規格では含有成分の違いにより1種から4種に分類され、自動車部品や建築資材、ゴルフクラブ、医療用品など適材適所で用いられるそうですが、鯖江のメガネで用いられるチタンは品質の点からすべてJIS2種と決まっているそうです。
そんなチタンを世界に先駆けて商品化に成功したことが、鯖江の眼鏡産業発展における大きなターニングポイントとなりました。その経緯は2月10日のブログ「安いめがねと高いめがねはどう違うの?」の“メタルフレーム編”で触れておりますので、興味を持たれた方はバックナンバーをお読みいただけると嬉しいです。
それにしても鯖江のチタン開発ストーリーで「下町ロケット」みたいなドラマが出来そうじゃないですか?ここから先は当ブログ担当者Kの妄想です^^;
日曜劇場「タイタンのめがね」全10話
原作 池井戸潤
主題歌「titan」米津玄師
TBS系列 毎週日曜21:00〜
あらすじ
1980年、福井県眼鏡協会はかつてない重々しい雰囲気に包まれていた。それは70年以上に渡り発展を続けてきた鯖江の眼鏡産業が衰退の影に覆われつつあったからだ。何故なら従来のハードコンタクトレンズに加え、大幅に装用感が向上したソフトコンタクトレンズが市場に投入されたことで、女性と若者を中心にメガネ離れが一気に加速していったからだ。そんな日本の眼鏡産業が大きなターニングポイントを迎えつつあるこの時期に、鯖江のある工場に新素材チタニウムが持ち込まれる。その素材は「軽く丈夫で腐食に強い」というメガネフレームの素材としては最良の特徴を備えていたものの「切削出来ない、溶接出来ない、メッキも出来ない」というメガネフレームとして最も不向きな材料でもあった。そんな金属“チタン”に魅入られたひとりの男の情熱は、鯖江のみならずやがて世界を席巻することになる新しい金属加工の技術を生み出していく‥
チタンの実用化に情熱を燃やす主人公に神木隆之介さん、主人公の師匠の眼鏡職人に笑福亭鶴瓶さん、コンタクトレンズ業界の利益のためチタンフレームの開発阻止を企てる外資系コンタクトメーカーの日本支社長に山本耕史さん、主人公の良き理解者で眼鏡協会の会長に役所広司さん、主人公が想いを寄せる経理部の女性社員は上白石萌音さんというキャスティングでお願いしたいと思いますm(_ _)m


