熊本店
ブログ *担当者Kがめがねに関することを好きに書いてますφ( ̄ー ̄ )
3Dめがね
2025-12-18
ブログ
明日12月19日よりジェームズ・キャメロン監督によるアバターシリーズ3作目「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」が全国ロードショーとなります。一作目の「アバター」が公開されたのが2009年ですので早いもので17年前の映画となりますが、今現在でも「アバター」は未だに世界歴代興行収入ランキング第1位の座にあります。因みに2位はアベンジャーズ/エンドゲーム、3位がアバター2作目ウェイ・オブ・ウォーター、4位がタイタニックという順位になっており、1位から4位までのうち3作品がジェームズ・キャメロン監督作という無双のランキングとなっています。
そんなアバターが大ヒットした理由のひとつに3D上映方式を導入したことにあると思います。昔の赤と青のセロハンを通して立体感を得るアナグリフ方式と違い映像の色合いを損なわない偏光の特性を使った3D映像は「アバター」よりかなり早い段階の80年代半ばにはディズニーランドのアトラクション、M・ジャクソンの「キャプテンEO」で採用されていましたが、「アバター」が画期的だったのは以前の3D映画の“飛び出す”映像ではなく、“奥行き”を画面内で作り出したことと、全世界の劇場に3D映画の上映環境を整備させるには、映画史上最も稼いだ監督(当時の1位は「タイタニック」)ジェームズ・キャメロンの知名度があってこその事でした。
そしてアバター1作目の公開から5年ぐらいは様々な作品での3D上映が全盛となり、それらの多くで“3D 吹き替え”や“2D字幕”などの選択をして映画を鑑賞していましたが、徐々に衰退の兆しが見え始め2010年代後半には3D上映は殆ど無くなってしまいました。
そんなアバター1作目から13年後の2022年に公開された続編「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は、新技術ハイフレームレート48fps(通常の映画は1秒24コマの24fpsだがフレーム数が2倍になることで画質がバキバキに繊細になり、人物などの動きがヌルヌルと流れるように見える)やIMAX(スクリーンが縦にデカい)、ドルビーシネマ(黒の色味が濃く最上級の画質と音質)、スクリーンX(左右に広がったスクリーン)、4DX(映像に合わせて座席が動く)など、1作目のころには存在しなかった上映形態と3Dを組み合わせるという新たな時代に突入しました。
そのように2000年代前半の映画史に爪痕を残した上映方式3Dですが、実は〈アクティブシャッター方式〉と〈偏光方式〉の2種類の規格が存在します。アクティブシャッター方式は液晶シャッターが組み込まれた機械式のメガネを掛けることで高画質な立体映像を見ることが出来るというものですが、3Dメガネ本体に重量感があり視力が弱く“メガネonメガネ”の人には不評でした。しかしながら後述の偏光方式よりも画質や色合いが明るく本当の意味で3Dを楽しむにはこちらの方が優れています。
もう一つの偏光方式は左右の眼にそれぞれ異なった角度の偏光レンズを通して映像を見ることで立体的に見る仕組みで、これは眼科や眼鏡店で行う立体視検査と言われる視力測定方法と同じ原理を用いたものです。
またアクティブシャッター方式のメガネが劇場からの貸し出し品なのに対し、偏光方式の3Dメガネは持ち帰って別の3D映画を観るときに再利用が出来て鑑賞料金もアクティブシャッター方式より安く済んだことからこちらが3D上映の主流となり、“メガネonメガネ”の人にも重量が軽くストレスが少ないという利点がありました。
長々とアバターのことを書き連ねてきたので、当ブログ担当者Kはよほどアバターが好きなんだろうと思われるかも知れませんが実はむしろその逆です。確かに1作目も2作目も映像面での革新性は素晴らしいと思いましたが、アバター1を観た時の感想は『メカデザインが(同監督の)「エイリアン2」の二番煎じ&エンドクレジットに主題歌というセンスがダサい』でしたし、2に至っては『宇宙を舞台にした「北の国から」』でしたので3も一応観に行きますがそんなに期待はしておりません。それよりも「キャメロンよ、そろそろ青い宇宙人以外の映画に戻ってきてくれ」と伝えたいのですがシリーズは5まで続くそうです、、、




