熊本店
ブログ *担当者Kがめがねに関することを好きに書いてますφ( ̄ー ̄ )
人類最古のめがねキャラ
2026-01-08
ブログNEW
初夢、初詣、初日の出、初売り・・と新しい年の門出には「初」を冠する言葉が並びますが、それでは人類史上初のメガネキャラは誰かご存知でしょうか?その人は12世紀に実在した枢機卿ウーゴ・ディ・プロヴェンツァ(プロヴェンツァ地方のウーゴ枢機卿)だと言われています。イタリアの美術館に所蔵される作者不明のこの肖像画は14世紀後半に描かれたものだと言われています。
『14世紀に描かれたメガネを掛けた12世紀の人物の肖像画』・・名探偵コナンならここでピコピンとひらめきの効果音が鳴りそうですが、メガネが発明されたのは13世紀後半、、、つまり12世紀の人物がメガネを掛けている事はあり得ないのです。この絵の作者は何らかの意図をもって枢機卿をメガネを掛けて描いたと推察できます。この肖像画が描かれた14世紀後半はメガネの誕生からおよそ100年あまりが経過していましたが依然としてメガネは非常に高価なもので、当時メガネを所持できるのは貴族や大きな権力を有していた教会関係者だけだったと言います。またメガネは知性を表すシンボリックな物でもあることからおそらく作者は枢機卿の威厳や知性を強調するために今でいう“盛った”のではないかと思われます。そしてここに人類史上初のメガネキャラが生まれたわけです!
そして700年ほど時が流れた現在、『メガネで盛ってキャラを作る』というスタイルは現代人にとっては日常的な事となり、「大事な商談があるので知的に見えるメガネでいこう」とか「デートなのでさわやかな印象のメガネにしよう」と、ウーゴ枢機卿のように後世の人間に後付けで盛られるのではなく、メガネによるキャラ作りを自発的に行うよう人類は進化したのでした。












