本文へ移動

熊本店

ブログ *担当者Kがめがねに関することを好きに書いてますφ( ̄ー ̄ )

めがねに「お」は必要か?

2026-03-28
ブログ
お米、お水、お茶碗、お箸‥丁寧語では頭に「お」を付ける単語が多く存在します。
それではメガネに「お」は必要なのか? 
同業者の中には「おめがね」という表現を使われる方もいらっしゃいますが、 結論から申しますとメガネに「お」は不要です。冒頭例に挙げたお茶碗やお箸などと違いメガネは道具としての歴史が比較的浅いために、「お」を付ける言い回しが浸透していないので不自然に聞こえるのがその理由です。
唯一の例外は『お眼鏡にかなう』ですが、この場合は視力を補う道具としてのメガネを指すのではなく、相手の審美眼やセンスをメガネという比喩を用いて表現した慣用句だからです。

鯖江で眼鏡づくりが始まったのが1905年ですが、その前年の1904年より日本国内では自動車の製造が始まりました。自動車を「お車」と表現するのは、カーディーラーやガソリンスタンドなど直接的に車を扱うような職業でなくとも、「お車でお越しですか?」等、接客業においてはお金を金と言わないのと同様に現在ではごく自然な表現と言えます。
メガネもほぼ同じ年月の歴史がありますので、近い将来「おめがね」がスタンダードになる日が来るのかもしれませんし、更に数十年先には「おロボット」とか「おドローン」が社会に浸透している可能性も否定できません。


鯖江市では「お車」のためのカーブミラーも「おめがね」の形