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熊本店

ブログ 熊本店の*担当者Kがめがねに関することを好きに書いてますφ( ̄ー ̄ )

めがね(特に子どもさんの)型直しは「黒ひげ危機一髪」なのです

2026-05-08
ブログ
お客様「何度も来てすみません」
スタッフ「何度も来てもらってすみません」

おそらく今日も日本全国どこかの眼鏡店で上記のような会話が交わされていると思います。
新しく作っていただいたメガネをお渡しした後に「耳が痛い」「下がる」「鼻に跡が残る」などの理由で再調整に来られたような状況でよく耳にする会話です。メガネをお顔に合わせる作業をフィッティングといいます。一回の調整で具合がよければそれに越したことはないのですが、この道数十年の大ベテランが、正面バランス、ノーズパッドの当たり具合、テンプルの開き角、耳介部へのモダンの掛かり位置、等々複数の項目を確認しながら調整したとしても、必ずしも一発で完璧に決まるというものでは無いのがフィッティングなのです。
掛けて直ぐは丁度良いと感じて頂いても、時間経過とともに圧迫感などが気になってくる場合もあります。また掛け具合には“タイトに掛けたい/ゆったり掛けたい”などお客様の好みの要素も影響します。
なのでこちらとしては「何度も来てもらってすみません」という気持ちは持ちつつも、お客様は「何度も来てすみません」などと思われる必要は一切ございません。いつでもお気軽にご来店ください。
そういったフィッティング以外にも(メガネを)ぶつけた、踏んだ、ボールが当たったなどで変形させてしまってご来店いただく場合もあります。さばえめがね館各店では他店様で購入されたメガネでも可能な限り修理を承らせていただいております。 部品が折れたりしているような場合はパーツ交換や工場での溶接修理など日数と費用が発生する修理対応をせざるを得ないのですが、変形しているだけの場合なら原則その場で元の状態に戻して差し上げるようにしております。 
軽度なダメージの物なら何ということなく修正出来るのですが、なかにはかなりの重症レベルの物もございます。そんな場合お客様には事前に修正時に折れるリスクがある事をお伝えしたうえで慎重に型直し作業を行うのですが、この瞬間がメガネ屋さんにとっての魔の時間なのです。どれだけしっかり亀裂の有無を確認してもフレームの汚れや傷などで判別出来ないものもありますし、箇所によっては外から見えない場合もあります。そして希ではございますが型直し中にポキッと折れてしまうという事もございます。いくら事前にお断りしてるとは言え、その瞬間は心臓が凍りつきそうになるのはメガネ屋さんあるあるだと思います。
型直しの一例
また特に厄介なのが子どもさんのメガネです。動きの激しい子どもさん方のメガネは過去にも複数回の型直しを受けている可能性が極めて高いからです。 お客様には「変形と修正を繰り返していると素材が弱くなり、これまでは大丈夫だった型直しも今回は折れてしまう可能性がゼロではありません。黒ひげ危機一髪みたいな状態と思ってください」と説明させていただくとすんなりとご理解していただけるようです。

全国の同業者の皆さまへ
今日も黒ひげが飛び出さないよう気をつけていきましょう!
タカラトミーの公式ルールでは、飛び出させた人が勝ち(囚われの黒ひげを解放)らしいです