熊本店
ブログ 熊本店の担当者Kがめがねに関するアレコレを好きに書いてますφ( ̄ー ̄ )
調光レンズのめがねが思ったほど濃くならない件
2026-05-18
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5月も半ばを過ぎいよいよ本格的に暑くなって参りました。さばえめがね館熊本店のあるここ熊本でも週間天気予報では早くも30℃越えの日が目立つようになってきました。強い日差しの屋外で役に立つのが紫外線や可視光線で色が変化する調光レンズ。先日もNIKONから調光レンズの新製品「トランジションズ・カラータッチ」が発売されました。従来の無色からカラーレンズへと変化するのではなく、薄いライトカラー(グラデーションも可)からダークカラーへと変化する言わば“カラーtoカラー”な調光で新たなヒット商品になりそうな予感がします♪
そんな調光レンズですが我々販売スタッフもお客様にお伝えすることを忘れがちな重大な特性がございます。それは、、、暑ければ暑い日ほど色が濃くならない!というものです。「暑くて日差しの強い夏こそ濃いカラーのサングラスが欲しいのに・・」と思われるのが当然だと思いますが、実際の調光レンズには気温が高いと発色が弱く気温が低いと発色が強いという性質があります。つまり暑い夏場はあまり濃くならないのに寒い冬の日はバキバキに色が濃くなってしまうということです。では何故そのようなことが起こるのか??
調光レンズはレンズにコーティングされた分子が紫外線に反応することで色が変化するのですが、この分子は温度が低い時は発色(色が濃くなる)スピードが退色(色が抜ける)スピードを上回るのでしっかり濃くなるのですが、温度が高くなると退色スピードが優位になるために濃くなりきれなくなってしまいます。言葉で説明しようとするとナンノコッチャ??という感じですが下記のイラストのように綱引きをイメージすると分かりやすいかもしれません。
この現象は“温度依存”と言い調光レンズの機能面としてまだ改善の余地がある部分とは思いますが、今回ご紹介した「カラータッチ」をはじめ現代の調光レンズは以前のレンズに比べて色が変わるスピードが速くなっていたり、紫外線だけでなく可視光線でも色が変わるものがあったりと格段に進歩しておりますので、“温度依存”の理屈をご理解いただいた上で調光レンズとお付き合いいただければ幸いです。





